ウッドパネルの修理の施工例の紹介です。
マセラティ ギブリのウッドパネルは、ニレ(楡)の木材を使用して内装のパネルを作っています。
この純正のウッドパネルは、アクリル塗装のため、紫外線などに弱く、時間の経過とともにクリア塗装が白濁してきます。
マセラティギブリのウッドパネル修理前の状態です。ウッドハンドル以外のすべてのウッドパーツを取り外しました。これらのウッドパネルを取り外すのがとても大変な作業です。特にセンターパネルは、ダッシュボードを脱着しての作業になり大仕事です。今回は内装丸はがし状態になりました。ウッドパネルの修理に約3週間ほど掛かりました。その間、車を動かせないのが難点です。
マセラティギブリのウッドパネルの裏側はこんな感じです。本物の木材が使用されています。ウッドパネルのリペア(修復)の作業工程としては、白濁してしまったクリア塗装を除去してからウレタン塗装を幾重にも吹いて仕上げていきます。割れてしまった木材は、新たな木材でパネルを製作します。
マセラティギブリのウッドパネルの修理完成後です。
本物のウッドパネルの質感は、光沢があり、偽物のウッド調パネルとは、厚みが違います。
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