マセラティ クアトロポルテの車内ベタベタ除去クリーニング 施工例です。
ヨーロッパ車の一部の内装に使用されている樹脂塗料は、経年劣化によりベタベタが発生してきます。
当社で販売させていただいた、マセラティもいつの間にかこのように、ハンドルや、スイッチ類がベトベトしてきました。保管は、完全屋内のガレージで長時間の直射日光に照らされているわけでもありません。日本の高温多湿の気候との相性は良くないようです。新旧問わず、このベタベタのトラブルは、オーナー様の悩みとなります。
マセラティ クアトロポルテのライトスイッチ周りのパネル ベタベタ汚れの状態です
普段、一番良く手が触れる部分で、このようにベトベトしています。
スイッチパネルのクリーニング後です。
車の内装専用のクリーニング剤を使用して、ベトベト部分のみを除去しています。
白い文字マークを消さないで綺麗にすることができました。
日頃からこまめにクリーニングするのが大事です。
手で触る部分は特に汚れがつきやすいですね。
ハンドルスイッチ ベタベタ状態
表面だけでなく、スイッチ裏側もかなりベタベタ状態でした。
ハンドルスイッチの ベタベタ状態は、かなり深刻、ネチョネチョです。
ハンドルのベトベトクリーニング後です。
塗装の剥離を繰り返し、ようやっとベタつきが取れました。
かなりの難敵でしたが、綺麗になりました。強い薬剤で塗装を一気に剥離して再塗装をする業者さんが多いようですが、クリーニングのみでこのように綺麗な仕上がりです。塗装を全部剥離すると、再塗装して、マークも作成する必要が有り、その分費用も高くなります。素材(下地)色が黒の場合は比較的綺麗にクリーニングで仕上がります。
ハンドルのスイッチを新品で交換すると、部品代だけで片側71,000円、左右で142,000円(税別)工賃別になります。
運転席パワーシートのスイッチもベトベトで、ホコリがねっちょりと付いて汚れが目立っていました。
乗り降りで毎回手が触れる場所ですので、きれいにしていきましょう。
パワーシートのスイッチもこのように綺麗にできました。
運転席パワーシートスイッチのクリーニング後です。
クリーニング溶剤による異臭はないのでご安心ください。
白いマークを消すことなく、ベタベタ塗装のみをクリーニングできました。
スイッチとドアレバー周りのべたべたは、白マークのあるスイッチ部分はクリーニング仕上げ、その周りの下地(グレー)を黒色で塗装して仕上げています。
後部ドアのスイッチ周りも同様に、白マークを残してベタベタを剥離クリーニングして、スイッチ部分をマスキングして周りの下地を塗装して仕上げています。今回一番大変だったのは、後部ドアのサンシェードのベタベタ剥離作業で、このように塗装仕上げさせていただいきました。
※エアコン液晶パネル部分など、ベタベタの除去と同時に、下地(白色)まではがれてしまうパーツもあります。これは、塗膜が薄いのと、ベタベタによる劣化が進行しやすいのが原因です。この部分は、透過パネルのため、全部剥離して塗装する方法ですと、下地が透過して光る白マーク部分を黒色で塗装することになり、ライトで光ることができなくなります。今回は、エアコン液晶パネルもクリーニングのみで仕上げ、下地の白い部分が出てしまった部分は簡単補修で仕上げましたので、従来通り、透過スイッチも光ることができます。今回のマセラティクアトロポルテに関しては、白色マークが消えてしまう箇所はなく、エアコン液晶パネルのみ、下地まで少しはがれてしまう箇所がありました。車種や樹脂パーツの劣化状態により、白色マークが消えてしまう場合がありますので、その場合は別途、白色マークの作成と塗装が必要になります。また、パーツによっては新品交換、塗装剥離後の下地の状態によっては、塗装仕上げをおすすめしています。
定期的な車内清掃、1年に一回は本格的な車内クリーニングをおすすめしています。
※内装樹脂パーツのベトベトクリーニングは、通常の車内クリーニングとは別料金になります。
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