カビ被害にあった車両の車内まるごとクリーニング施工例です。
※ハンドルの白いのは、カビです。雑菌がある部分にカビは繁殖します。
タワーパーキングに駐車している社用車の車内がカビでひどい状態で、なんとかしたいとのお客様からのご依頼です。ドアを開けると、カビが、ハンドルやシートに、びっしりと繁殖して、何よりも臭いがきつかったです。あとで判明するのですが、フロアカーペットの下が、水浸しだったのが原因です。社用車のため、いつからこうなったのか不明のようですが、ひと月ほど、使用していなかったそうなので、その間、水浸しの車内で、カビが繁殖したことになります。機械式駐車場や、コンクリートなどで密閉された屋内ガレージでのカビ被害は、多いので、マメに車内清掃と、車内の換気をするようにしましょう。
シートを脱着して、フロアカーペットもはがして、フロアの雨水を除去してクリーニングしていきます。黒い丸キャップ(クリップ)を取ると、雨水がフロアの下に流れていきます。
フロアカーペットの下のフェルトスポンジが雨水を吸い取って、嫌な臭いの元凶になっていました。スポンジは本来新品交換したほうが良いのですが、今回は天日干しで乾かして再利用です。
ハンドルやドアパネルなど手が触れる部分すべてをしっかりと除菌作業、シートも除菌液で滅菌してカビを殺菌したあとにリンサーで丸洗いして乾燥後に車内に取り付け、車内クリーニング完了です。
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