車内での嘔吐など、4月はお花見のシーズンということで、クリーニングのご依頼が多かったです。嘔吐の匂いというのは、悪臭です。なんとか臭いを消したいという気持ちはわかるのですが、重曹を車内クリーニングで使うのはやめてください。まず、重曹で、匂いはほとんど消えません。重曹水などもやめてください。噴霧したあとに白く結晶となってシミが残ります。お客様の中には、重曹をかけて掃除機で清掃しようとしたら、掃除機が故障してしまったケースもあります。嘔吐物にかけた粉状の重曹を掃除機で吸い込むと、排気口から白い粉が舞いあがり、悪臭が舞います。嘔吐物は出来るだけ拭き取り、窓を全開にして、乾燥させてください。シートの中に入り込んだものは、専用の機械で清掃しないと除去できません。重曹などをふりかけても、綺麗にはならないで、汚れを密閉してさらに悪臭と雑菌の繁殖を促してしまいます。半年前に嘔吐物の清掃に重曹を車内にかけたあと、お車を持ってこられたお客様がおられましたが、半年以上経っても、いまだ悪臭が車内に漂っていました。
シートに重曹はやめてください。
シートクリーニング後です。大量の重曹の吸引作業は大変でした。最近、ご自分で清掃してみたり、ガソリンスタンドで清掃をしてもらって、失敗したあとに持込されるお客様が増えています。車内での、ファブリーズで、シュッシュと重曹のふりかけはやめてくださいね。間違ったクリーニング方法は、汚れや臭いが増加する元になります。
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