2013年のジュネーブショーで公開されたアストンマーティン・ラピードをベースにワンオフで製作されたモデルが、ベルトーネJET2+2と呼ばれるモデルです。ベルトーネは、イタリアの名門カロッツェリアで、数々の名車を手がけてきます。ワンオフというのは、顧客のオーダーによってオリジナルのモデルを製作することです。このベルトーネJET2+2は、英国在住のエンスージアストからのオーダーで依頼されたものだそうです。彼は、2004年にベルトーネが製作したアストンマーティン・ヴァンキッシュをベースにしたJET2を既に所有していて、そのことから。新たにラピードをベースにした2+2の製作の依頼をしたのだそうです。カタログモデルではないため、定価がないのですが、非常に興味深いモデルだと私は思います。
最近でこそ、シューティングブレークと呼ばれる、このような特殊なスタイルのモデルが、市販されるようになってきましたが、数年前までは、全く認知されておらず、シューティングブレーク?何それ?と言われていました。もっとも、もともとシューティングブレークは、英国車のジャガーが有名で、といっても、日本では全く知られていないのだけど、高級車で2ドアクーペの後部に、狩猟犬や獲物を乗せるために荷台をくっつけたというもので、高級狩猟専用車でスタイリッシュなデザインの車と私はとても好きな車種として以前は認識していました。ですから、アストンマーティン・ラピードや、メルセデスのCLSなどのように、4ドアでシューティングブレークというのは、私の中では、シューティングブレークと呼んでいいのか?という疑問がありますが・・・。フェラーリFFや、アストンマーティン・ヴァンキッシュをベースに製作されたJET2は2ドアのシューティングブレークなので、これは正統派のシューティングブレークと私の中の解釈ではなるのです。もっとも、ラピードもCLSも4ドアであっても、クーペモデルのようなデザインなので、許容範囲ではありますし、シューティングブレークという呼称が、狩猟用のワゴンというとすれば、ドアの枚数は問題ないことになります。しかし、やはりJET2とJET2+2の2台を見比べると、私の好みは、2ドアのシューティングブレークであるJET2です。
ラピードのシューティングブレークが正式にラインナップに加わる可能性が、噂ですがあるようです。オーダーが10台以上になれば、アストンマーティンで、生産になるようです。※10台以下ならベルトーネの生産。
2013年は、アストンマーティンも生誕100周年という節目の年です。イタリアと並んでスポーツカーを生み出してきた英国ブランドも、紆余曲折あって純粋に英国メーカーではもうないですが、愛すべきスポーツカーメーカーであるアストンマーティンには、後世に残り続けてもらいたいです。
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