ランチア テーマ8.32 の中古車情報です。
懐かしのランチアテーマ8.32の買取査定をしてきました。
初度登録1988年10月 ロッソウィナー(ワインレッド) 原動機型式F105L
型式不明 バブル期に多かった並行輸入のようです。
当時の正規販売元は、ガレージ伊太利屋です。
オドメーターは41000kmですが、並行輸入車、整備記録がないようで・・・
走行不明とさせていただきます。
ご存知の方も少ないこちらの車について少し説明しますと、
ランチアテーマというイタリアの高級セダンにフェラーリのエンジンを載せて販売した車です。
(1986年トリノショーで発表、1988年発売)
この車の特徴は、フェラーリ308QV(クアトロヴァルボーレ)の180度クランクのV8をボッシュ製インジェクションに改装して90度クランクにして搭載したエンジンです。
フェラーリ308よりも低速トルクを重視してデチューンされたそれは、
215PS/5750rpm 29.0kgm/4500rpm、
後期モデルは200PS。
生産年は1987年~1992年と、わずか5年、
ボディカラーは5色
ロッソウィナー(ワインレッド)
ブルーブリザード(青メタ)
グリジオクォーツ(ガンメタ)
ネロ(黒)
ヴェルデ・レフレックス(緑メタ)
簡略に説明しますと、ざっとこんな感じです。
LANCIA THEMA 832 ロッソウィナー 正面写真
LANCIA THEMA 832 エンジンルーム写真 LANCIA by Ferrari
LANCIA THEMA 832 後部写真 車検は切れており、売却にあたり抹消手続き中です。
私が20年以上前にこの車に乗った時の印象は、カミソリのように切れるエンジンと低速トルクがありすぎてホイールスピンするほどのパワー、ポルトローナフラウの本革を豪華に使った内装に魅了されました。しかし、この車、故障が多いというもっぱらの評判で・・・、私もそれ以来あまりご縁がありませんでした。しかし、30年以上経ったエンジンは往年のそれを思い出させてくれるものでした。
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